Pahu作り~鮫皮編2

さて、お礼状を各所に送ったのち、

ホアロハ先生はご長男を連れて石垣に上陸!

BEGINの栄昇さんや石垣島の知り合いの漁協の方の紹介状を持って、

八重山農協に、ビールと栄養ドリンクを山盛り携え、

再度たくさんの人に一人ひとり前述の楽器作りの小冊子を配ってお願いして回り

やっとのことで、協力してくださることになったのだそうです。

こんなのが泳いでいるんですね…海って大きいな

大きいな

切られても大きいな

鮫の口!!!!ハワイの模様の中にもこういうギザギザのものがあります。nihoっていうんですが

nihoは歯。まさに鮫の歯そのものの模様なんですね。

 

こうして、石垣の漁師さんの手を借りて、私たちは鮫の皮を手に入れました。

 

こうして事の顛末を話してくれるホアロハ先生

「どこの娘だかわからん子からいきなり、サメの皮をくれ!と言われて、

はいはい!とくださるわけでもなく、結構嫌がられたり、断られたり何度もしたけど、

結局最後はみんな優しいよね!ゆいま~る!」

 

お世話になった漁協の皆さま、こころから御礼申し上げます。

駆除した鮫は、おなかの真ん中から裂いて切った方が本当は楽ですよね。

それをわざわざお腹の皮を、ある程度面積が大きくなるように残して切るとなると

漁師さんにいつもの仕事以上の手間をいただくわけです。

自分のお仕事で忙しいのに、そういうことを、知らない人のためにやるのって

結構大変です。

しかも、やたらと鮫皮を欲しがる長い髪の女たち…素性が謎だと怖くないですか?(笑)

断られたり、嫌がられたりするのはまあ当然のことだと思うのです。

それでも、みんなの分の鮫の皮を手に入れたいと、ホアロハ先生が頑張ってくれたわけです。

ホアロハ先生の熱意が漁師さんたちの心を動かしてくれたのだと思います。

石垣まで足を運んで頭を下げたホアロハ先生と、請け負ってくれた漁師さんたちに私たちは足を向けて寝られません。

 

しかもこうしてブログを書くのに、2年も経ってしまっていることもなんだか恥ずかしいんですが…

でも遅くなっても書いておくべきことなので書きました!

 

まだまだ続く…