Pahu作り~鮫皮編1

ALOHA~

パフドラムの切り株を掘る過程についてブログを書いてきましたが、

切り株と同じくらい大切なのが、上面に張る皮。

パフドラムでは表面に張りがあり、雨にも強いサメの皮を使用します。

鮫…そうそう目にしませんでしょ。水族館とかは別として。

Mahealani先生たちがパフドラムを作る際には、3人分の鮫皮、ハワイのクムヌイが用意してくださったそうです。

私たち、現在のオーラパは全部で10人。

そんなにたくさんの皮をクムヌイが確保するのは難しいので、なんとか自分たちで入手せねば。

ということは前回のウニキのあとよく話していたものの、なかなか具体化はしなかったのです。

そんな私たちがどうやってサメの皮を入手できたかというと…

そこにはたくさんの人の助けが入っているのです。

そして、さめ皮の入手に尽力してくださったのは、沖縄校のホアロハラニ先生。

お話しは2年前、2017年の夏にさかのぼります。

 

ホアロハ先生は、「うたのコンサート」などを通して、BEGINの皆さまと親交を深めていらっしゃいますが

BEGINの栄昇さんが、ご自身の故郷、石垣島で鮫の駆除をするというので、

ホアロハ先生に連絡をくださったのが最初でした。

ならば石垣島にひとっとび!!…の前に、さすがホアロハ、フラもそれ以外の事でも

プリパレイション=準備が大切ということをよくわかっていらっしゃる…

 

まずは、私たちがどうして鮫の皮が必要なのか、手に入れたいと思っているのかをわかっていただくために

お手紙と、どのように楽器を作っているか、そこにはどんな意味があるのかを記した資料を作成。

「皆様のお手を煩わせてでも、どうしても鮫皮が必要なんです!!」という想いとともに送ったのだそうです。

 

さて、次回は石垣上陸です

 

続く…