アローハ!アユミです!!
ご機嫌如何でしょうか?
さあ『春土用』が来ましたよ!
土用って何だったかしら?
土用とは
『土旺用事(どおうようじ)が略されたもので、土(つち)が旺(さかんに)なり用事(働き・支配)をする。』
です。
今年の春土用の期間は4/17~5/5で、その翌日5/6は『立夏』を迎え、
暦の上で夏が来ます。
この春土用期間で、私たちは夏への準備をします。
質は『木』から『火』への移行です。
『木』は『全方向へ伸びる、広がるエネルギー』の質でしたが、
『火』は『上向き、上昇エネルギー、発熱・炎上』の質です。
のびやかであったものが炎上するに至る変化!
バンっと扉を開けたら変わってた、では対応出来ませんね。
時間をかけて移行します。
『水』の質『下へ下へとモノゴトを潤わせ・・』とはもう真逆です。
時間をかけて変化するのですが、違う質になるにはメタモルフォーゼと言っていい勢いであるわけです。
農耕に携わるプロたちは土の勢いが強い土用期間は、種は蒔かない、土は耕さないそうです。
なぜなら強い勢いゆえに良くも悪くも大きく結果が出るから、と言われています。
土の自らの勢いに仕事をさせるべく
もう触らず、土にお任せする期間。
人で言えば土は肉体のことです。
土用期間の手術、抜歯なぞは土を掘り返す、大きく動かすことになるので、出来ることなら避けた方がいいようです。
私は歯列矯正を始めていて、土用期間の抜歯は是非とも避けたい!と避けてしまったので、大きく出た結果を体験したことはありません。
そのイチかバチか、のるかそるか、にワクワクしてしまうギャンブラー体質の方もいるのでは?!
止めませんよ 笑。
や、やっぱり止めて。
プロの勝負師の方、おられましたら体験シェアをお願いします!!!
脱線!
戻します!
これから巡ってくる『火』が対応する臓器は『心』です。
この土用期間の『土』が対応する臓器は『脾』です。
心は心臓のことも指しますし、
こころの事も指します。
脾は脾臓を指しますが、それだけでなく胃腸のことも指します。
『土』の質は『養育する、受け入れる、変化』です。
この春土用期間は
こころを意識して自分のこころの有り様を受け入れる(そのままに受け入れます。変化させようとか反省しようとか捏ねくりまわしませんよ!)、
胃腸に着目して自分の消化・吸収力はどんなもんか観察する、食べがちな食材や味などの傾向を見る、
のはどうでしょうか。
え?そんなこと?と思うかもですね。
こころと体のつながり意識することは、『心養生』といって生命を養うための欠かせない養生の一つでなのです。
食べているもの、考えていることに紐付いている感情、やっていることが私たちの肉体を養育してします。
それを観察することは養生を高めていくことに役立ちます。
いよいよ夏、『火』の季節です!
暑さが『心』に、湿気が『脾』に、
負担をかけがちになります。
この『心』と『脾』を助けることが夏の養生のポイントです。
それは次回『夏養生』でお話ししようと思いまーす!!!
なんか、引っ張ることを覚えたぞ 笑!!
エンジョイ!養生!!!