第6回・薬剤師あゆみのエンジョイ!養生 ~夏養生~

『夏養生』

皆様、炎上してますか~ 笑!!

御無沙汰しております!
あゆみです!

5/6で立夏を迎えて『火』の性質に入りました。

春土用はいかがでしたか?

好調だった、不調だった、特に気になることなかった、様々だったと思います。

私は節季を気にして過ごして4周目に入りました。
土用期間の傾向を振り返ると、
私にとって春土用はどうも体の無理が利かない期間のようなので、目新しいことはしないほうがいい期間だな・・・、冬土用は割に動いていてもそれに左右されず肉体の調子が保てるので、精神的にも落ちにくい期間な気がするな・・・といった傾向が見えてきました。

4つある土用期間それぞれに違う傾向が出てくるようです。
傾向が分かると対策出来ます。
興味ある方は是非観察記録をしてみて下さいませ。

さあ夏です!『火』です!!

『夏の養生』はどうしたらいいか?

夏は蒸し暑いです!

なので湿気と暑さ対策をします!!

傾向と対策 笑。

体調が落ちているとき、もしくは蒸し過ぎている・暑過ぎるとき、湿気と暑さは私たちとって邪気となり、夏バテ、熱中症、鼻血、だるさ、食欲不振、関節痛・腫れなどの不調を起こします。

『火』の性質に対応する臓器は『心』です。

『心』は心臓そのもの、そしてこころも指します。

心臓は脈を打ち血を巡らせます。
血が巡っていることがこころを安定させます。

『心』は熱の影響を受けやすく影響を受けると、動悸、血圧上昇、不眠などが起こります。

熱は上に上がります。余分な熱は心臓だけでなく、体の上部にある頭、顔面にも出やすく、口の中、舌のできもの、目の腫れ、頭痛の症状にも関係してきます。

熱を持っているなら・・・?

そうです!冷やしてあげたいです!!

『苦味』は『心』の熱を冷ましてくれます。

ゴーヤなど夏野菜たちです。
旬の物を美味しく摂ったらいいわけです。

果物のほどよい酸味・甘味は体を潤してくれます。
体の冷やしすぎは注意して美味しく摂ってください。

湿気、過ぎた湿気は胃腸にきます。

熱を冷まそうとした結果、胃腸の水分過多・冷えを起こしがちになりますね。

エネルギーを消化・吸収してくれる胃腸はやはり冷やさないほうがいいです。

ウリ科の野菜や豆類、穀類は水巡りを良くしてくれる、つまり利尿してくれます。
美味しく摂って下さい。
ショウガ、ニンニク、ラッキョウなどの辛味野菜もうまく使って冷え過ぎない食事にしたいですね。

『火』の質に対応する感情は『喜』です。

毎日何処かで自分を『喜』ばせてあげて下さい。

正常な感情は臓腑の気血の運行を促し『喜べば、すなわち気は緩む』と養生論にあります。

気が適度に緩むことは『心』の助けになります。

緊張が『心』の不調に火を注ぎます。

緊張を解いてあげましょう。

エンジョイ!養生!

エンジョイ!蒸し暑い夏!!