Aloha!スタッフのNoe’ulaです。
今週の火曜日、タヒチアンのレビューチーム、オリオリティアレは
全員で女子美術大学 通称 女子美に行ってまいりました。
それは、メンバーであるマリリンの、卒業制作審査のため。
「震災と津波によって被害を受けた人々の心に、
タヒチから届いた歌と踊りに願いを込めてこの衣装とともに捧げ
衣装を制作しました!
そして、タヒチへ行った時、ヘイラニちゃんがシェアしてくれた、
“Te Parau o te Aroha”
を踊らせていただきました。(マリリンより)
ティアレのみんなでパフォーマンスしたい、というマリリンの願いに
二つ返事で、というか大喜びでOKした私たち。
みんなで自主練習を重ね、
マリリンの表現したいものが伝えられるように
一人ひとりが想いを込めましたよー
マリリン以外の9人はいい大人なので
久しく縁のない大学という建物にちょっと浮足立ち
また、いつものステージにはない、「審査」という状況
もし自分が間違ってマリリンが卒業できなくなったら!(`ロ´;)という
過剰な心配もあいまって、とても緊張しました!!
が、10人で踊った4分間はとても幸せな気持ちでした。
本番。輪になって踊ります。
後ろに見えているのも、マリリンのお友達の作品。
この衣装はすべてマリリンの手作りです。
この模様のなかに岩手・宮城・福島の県章がデザインされています。
一番左にあるのが岩手、マルっとしてるのが福島
右側にちらっとみえる、ミツバのクローバーみたいなマークが宮城
10人分の丈やサイズも考えられた衣装はとても着心地がよく
そして装着もシンプルで着やすく、美しく、本当に素晴らしかった。
誇らしい気持ちでした。
終わってから、マリリンへみんなの愛を込めてレイをプレゼント。
紅白の薔薇。めでたい!!Kalohelaniみほちゃん作です。
いつこんな素敵な衣装を作っていたんでしょうか。忙しかっただろうなー
と、私も卒論を書いた遠い日を思い出しました。
「大変だったでしょー。前の日は何時間くらい寝たの?」という質問にも
「なんかー7時半に学校にいなきゃいけなくって♪
あんまり寝られないから座って寝たんですけど♪はははは!!」
という、結局どうだったのかよくわからない返答をくれた陽気なマリリン。
苦労や大変さを人に感じさせない、明るい顔に強さを感じます。
彼女の笑顔にどれだけ助けられていることか。
素直でまっすぐな心と、努力を惜しまない真摯な生き方が
今回の素晴らしい作品につながったのだと思いました。
そして今回踊った曲をシェアしてくれたHeiraniちゃんに感謝します。
遠いタヒチという島国で、日本に想いを馳せてくれたことが何より嬉しい。
それぞれが思い入れをたくさん持っていた曲。
それぞれの思いが一つになって届けられた気がします。
私も、東北出身者として、この曲をこんなふうに踊れたことがとても嬉しく、
また踊りながら感じたことを、忘れないように心にとどめておきたいと思いました。
そして、
福島にいる大切な親友に見せたいなぁ!!と本当に強く強く思いました。
Hulaもタヒチアンも、言葉以上に想いを届ける力がある、というのを
あらためて感じました。
見ている人はもちろんのこと、踊っている本人も
自分の内側から湧き出てくる思いにハッとすることがあるような気がします。
素晴らしい体験ができて感謝しています。
そして終わった後は、学食でカレーを食べて学生気分を満喫しましたよ☆