Kumuよりハウマナのみなさまへ

 ALOHA!
今日はよい天気でHappyですね~
KumuとPunahele,Mahealani,Leimamoは
オーチャードの余韻もなく、
13日よりHawai’iに旅立ちました
Hawai’iのKumuより、生徒のみなさんへ
メッセージが届きましたので掲載させてください。

サンディーズフラスタジオ オハナの皆さま


 


原宿から引っ越してきて、早3ヶ月が過ぎようとしています。


新しい出発をみなさんと一緒にできたことは、
私にとって最高の財産となりました。


気持ちも新たに、進歩・発展・成長・進化していきましょうね。


 


さて、私たちが生きていく上で、人が二人以上いるとそこにはルールが必要となります。


社会のルール、学校のルール、家族のルール・・・・


もちろんHālauにもルールというものがあります。


私はKumu Hula(フラマスター)ですので、
Hālauのルールをお話する義務があります。


Hālau(ハーラウ)・・・もともとはカヌーを置く小屋のことですが、
昔はそこでものを作ったり、集会をしたり、
長老に教えを請うたり、
もちろん
Hulaの勉強もしました。
いわば、集落の大切な場所だったのです。


そのことを考えると、
現代「
HulaHālau」というとフラの学校という意味ですが、


本来は生きていく上での、大切なコミュニティということになると思います。


ですから、ハワイではHulaHālauにもルールがあるのです。


まず、後からに入ってきた仲間は、
先輩が責任を持って面倒をみること。(
Akahai


お互いを助け合うこと。(Lōkahi
神聖な気持ちで
Hulaにのぞむこと。(’Olu’olu


年長者や自分より先にHālauのメンバーだった人を敬うこと。(Ha’a ha’a


他にも、パウは自分の物を頭の上から着用する(パウにはステップがインプットされるといわれていて、貸し借りはしません。)
髪は
Manaが宿るので勝手に切らない。


クムの許可なく、Hulaオハナ以外にHulaをシェアしない。 
公的場所で踊る時、特に
Hula Kahikoに関してはクムの許可が必要です。
(これは、私がみなさんの踊りに責任を持たなければいけないからです。)


こういった先人からの教えの中、
Hālauを去る時(辞める時)のルールがあります。


Hālauをやめて、半年間はHulaを踊らないということです。
これにはさまざまな要素がふくまれています。


まず、在籍していたHālauに敬意を表して。
さらに新しい
Hālauに行かれる方はそちらのHālauに対してもです。


今まで教えられたさまざまなことを消化し、
新しいものを受け入れる準備をする期間と思ってください。


この時間がとても大切なのです。


Hulaは踊りを習うだけのものではありません。


Hulaとは踊りを通して、「ALOHA」つまり、生き方を勉強することだと私は考えています。


ですから、サンディーズフラスタジオのオハナ(家族)になった以上はこのことを守っていただきたいのです。


いまでもハワイではこの考えのもと、みんなが実行しています。


少々、面倒くさいと思う方もいると思いますが


HulaALOHAをシェアしてくれているハワイアンへの敬意と考えてください。


来年10周年を迎えるこのHālauがいつまでも輝き、みなさんとともに歩んでいけることを心より願っています。


私たちは、平和のために謙虚でなくてはいけません。


謙虚とは自分を思いやることだと、私は考えます。


どうかみなさん、ご自分のためにこのHālauルールを守ってください。


そして、世界に光を放つ、美しい存在でいてくださいね


 


               Kumu Hula Sandii Manumele Laniākea



この内容については
レッスンのときに、プリントにして
お配りしますので受け取ってくださいね 
Hawai’iからの風にのって、Kumuの暖かく、強いメッセージを
みんなでしっかり受け止めていきましょうね