12月ピースボート5~船内ステージ ゲスト編

Aloha~
みなさまいかがお過ごしですか。Noe'ulaです。
今日は春の嵐?なのでしょうか。
徐々に雨風が激しくなってまいりましたね。
私はやっと風邪が治ってきたのですが、いまだ咳がやまず。
この季節は咳が長引くようなので、みなさまもお気を付けて…
では、マイペース更新を続けるピースボート
もう少しで完結しますが今しばらくお付き合いくださいませ。
私たちは今回、モルディブのマーレから乗船し
南アフリカのケープタウンで下船したのですが
同じ時期に水先案内人として乗船していた方で
コロワネ・マントゥさんという方がいらっしゃいました。
南アフリカの旧黒人居住区ソウェトで、子どもたちにクラシック音楽を教える活動をするアフリカン・ユース・アンサンブル。
コロワネさんはこのアンサンブルの創設者で、現在ディレクターを務めています。
ご自身の娘さんを含む3人の教え子とともに、今回ピースボートに乗船していました。




アパルトヘイト(人種隔離政策)の下で生まれ育ち、自身もその撤廃運動に携わってきたというコロワネさん
船内では、残念ながらなかなかお話する時間を持てず、いつも挨拶してすれ違うばかりでしたが
お部屋が近かったので、熱心に練習している音を毎晩のように聴いていました。
そして彼らが下船するダーバンへの寄港前に、ラストコンサートを行うということで
クムサンディーがゲスト出演することになりました!
なんと曲は「てぃんさぐぬ花」
そして私も踊らせていただくことになりました!本当に嬉しかったです。
みんなでリハーサルもしましたが
クムに「リズムをとる楽器がないから、足のステップでリズムをちゃんと刻むのよ」
と、踊りを細かく見てもらってとても勉強になりました。
本番の日
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袖からの写真です。右の赤い衣装がクムサンディー
このコンサートの日は波が大きく、揺れが激しい日だったので
ゆったりしたこの曲をよろけずに踊れるのか、本当に緊張しましたが、
美しいバイオリンとチェロのアンサンブルと
クムのやさしいやさしい歌声が本当に気持ちよく
無事に踊り切ることができました。
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左からコロワネさん、娘のモモちゃん、チビちゃん、ベスズさん
音楽を愛する心は世界のどこにいても同じ。そのことを実感した日でした。
「一人ひとりの心の平和から世界平和が実現するとしたら
フラはそこに行き着くための近道かもしれません」
と、クムサンディーの言葉にありますが
コロワネさんは楽器を演奏すること、音楽とともに生きることを通して
若者たちの心に平和を生み出した方だと思います。
コロワネさんの眼差しは本当にやさしく暖かかったです。
コロワネさんとモモちゃん親子の微笑ましさや
チビちゃんの愛称で呼ばれていたテバツォの可愛さと激ウマの歌声
ベスズさんの陽気な笑顔とやさしさは
今でも忘れられない思い出です。
この共演を企画してくださったスタッフの三浦さんと。
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本当にありがとうございました!
彼らのライブのレポートはこちらでご覧いただけます。
http://www.pbcruise.jp/sp/report/81st/onboard/aye_we_are_music_on_the_sea.html
Noe'ula