伊豆大島レポート3 E ALA E!

さて続きます、大島レポート

今回、Kumu Sandiiが呼ばれましたこのイベントは

Eclispe Adventure in Oh!Shima
 http://teamohshima.jp/event/

といって、伊豆大島にあるパワースポット、裏砂漠で
金環日食を観賞しよう、というものでした。

前日の大盛り上がりのライブのあと
クムやミュージシャンはホテル、ダンサー4人はテント宿泊ということで
別行動となりました。

朝5時、テントで目覚めたNoe’ula、Hua、Keiko 、まりりん の4人。

「5:20に出発します。来ない人は置いて行きまーす!」

というアナウンスを聞きながらあわてて準備!
みんなでバスに乗り込みました。

重く雲がたちこめる空、見られるかなぁと思いながら裏砂漠へ。
Mokihanaさんや、ツアーに参加していたユッキーと再会。
観測グラスをもらい、お弁当を食べながら、思い思いに時間を過ごします。

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日付違ってる!↑ 2012年5月21日でーす!

寒いので、とりあえず持ってるものを重ね着。

真黒な地面にところどころに生えた植物。
異世界のような場所です。

思いのほか寒く、震えました。

周りの方は寝袋を持ってきてました。賢い…

遠くに見える海。
光が差し込んでいます。太陽の光が本当に美しくて
神様が降りてきそうでした。

とうとう食が始まった頃、
Mokihanaさんが「みんなでE ALA Eをやろうー」と提案してくれました。

いつもレッスンの前にみんなで歌うE ALA E
太陽が昇るというシンプルなこのChantを歌うことは
フラガールの私たちにとってはとても自然なこと。

そうだそうだー
とみんなで、いつものレッスンのように手を叩きながらチャントを唱えます。
雲の向こう側にいる太陽に向かって、何度も何度も繰り返していると…

なんと!!

いきなり雲の割れ目が広がって、太陽が垣間見えたのです!
少しだけ欠けている太陽が確かに見えました。

わああ!私たちは大喜び。まわりからも喜びの声。
そのときはまだ、まわりの人たちも「何かやってる人たちがいるー」って感じでした。

そしてまた、E ALA Eを歌い始めます。
何度も何度も。何回繰り返したかわかりません。

そうしたらまた! 太陽が少し、顔を出してくれるんです!
そのときは、太陽が三日月みたいになっていました。

曇っているために肉眼で見ることができるという貴重な体験!!

そして嬉しいことに、手拍子がどんどん広がって
私たちのまわりにはいつのまにか、たくさんの人がいて
一緒に手拍子と「E ALA E!」という声が聞こえてきました。
なんとなく一緒に歌ってくれている人も多数

最大食の時間
私たちは心をひとつにして、ただみんなで上を見上げて
願っていました。
手拍子とE ALA Eがずっと響いていました。

そして…!!

私たちは、灰色の空にやさしく輝く、太陽のリングを
一瞬見ることができたんです!!

本当に、まるで煙が消えていくように太陽の周りの雲が
一瞬だけ、どけてくれたみたいでした。

大きな歓声!そして感激の涙。
抱き合って、みんなで喜びました。

想いは伝わる
祈りは届く

ということを、自然が教えてくれました。

クムサンディーは
「自然は必ずこたえてくれるのよ」
と前から教えてくれていたのですが
こんなふうに思いがけず、サプライズプレゼントのように
与えられるものなんですね。

そして、私たちだけじゃなくて、まわりのみなさんが
一緒に歌ってくれたことが本当に嬉しかったです。

「なんていう意味ですか?」とか、
「どういうときに歌うものなんですか?」
と質問をしてくれて
興味を持ってくださったこともとても嬉しかった。

そのあとにもE ALA Eを少し歌ってみましたが、
もう太陽は出てきてくれませんでした。
もう十分でしょーって思っていたのかも!

そして、私たちが裏砂漠を下りようとしたとたん、
激しい雨が降り出しました。

まるで、待っていてくれたように。

本当に素晴らしい不思議な体験でした。

伊豆大島に行けたご縁に感謝いたします。

私たちは日食の写真を全然撮っていないのですが
同じ場所にいたトラベルジャーナリストの寺田さんという方が
この日の様子をブログに書いていらっしゃいます。

http://blog.excite.co.jp/naoterada/18338236/

同じ時間に、いろんな場所で
たくさんの人が空を眺めているなんて
宇宙からみたら、なんて可愛らしい光景でしょうか。

記念の1枚☆

次の記事はE ALA Eです☆お楽しみに

Noe’ula