街はすっかり、クリスマスムードに包まれていますね。
レッスンでも毎年、この時期には
「Mele Kalikimaka」や「Jingle bell Rock」
「Christmas in Hawaii」を踊っています。
クリスマスっていうのは…たぶんね、
誰かのお誕生日をcelebrateするっていう原型だと思うの。
今はもうどこの国でもクリスマスをお祝いしますね。
マレーシアに行ってもすごいクリスマスツリーが飾ってあったりするし…
それは世界的に、宗教の自由っていうことを求め始めたのだと思うのだけれども
で…誰かのお誕生日をお祝いする時、
「おめでとう」って言葉が魔よけになる、っていうお話を
いつもクムはするでしょう？
お誕生日の前後は、その人がリセットされてゼロに戻る、
スキだらけの状態になって、そのスキのある器に
天からいろんな…ゴミをいれちゃう人も出てくるし
お花で飾ろうとする人も出てくる、
いろんな精霊たちが待ちかまえているから
お誕生日周辺には
「おめでとう！」「おめでとう！」ってまわりから言い続けるの。
そうするとevilなものは入ってこられない。バリアをつくってあげられるのね。
ほんとうは、生きていることそれ自体がもう、celebrateすべきこと。
「ありがとう」っていう言葉はハワイ語にも日本語にもなかったんですよね。
「mahalo」っていうのは感謝とか敬愛、尊敬、respectという感覚だし
日本語の「ありがとう」もポルトガル語の「Obrigado(オブリガード)」から
入ってきたもの。
日本にもハワイにも、なかったのね。「ありがとう」って感覚が。
生きてるだけでもうほんとにありがとうだから
いちいち言う必要がなかったんです。
生まれるっていうことは生きるっていうことだから
どこの国の人もそこへ立ち返って、全員で「おめでとう！」って…
「Happy Christmas! Merry Christmas! おめでとう！」って言うことによって
なにかが evil なものがもう立ち去っていくような気がするの。
私の勝手な解釈なんだけど…
とりあえずまわりに「おめでとう」って言う人がいなかったら
自分にでもいいから
クリスマスはキリストさまがお生まれになった日って言われてますけど
それはカメハメハが生まれた日でもなんでもいいの（笑）
とにかく毎日の誕生をcelebrateする、
クリスマスが、そのきっかけになればいいんじゃないかな。
ハワイってすごく、生まれてきたことに感謝したくなる瞬間が多いのね。
たとえば
Jingle Bells upon a steel guitar,
Through the palm we see the same bright stars…♪
どこの国でもbright starsはみえるけれど、
そこにヤシの木がキラキラキラキラ…って
参加してくれてるっていうのはやっぱりパラダイスなのよね。
クリスマス、寒いはずなのに、あれ…？っていう（笑）
雪のかわりに星屑が降ってくるのがハワイだから、やっぱりね…
「Mele Kalikimaka」っていう曲は、ほんとうに
踊ってるだけでChristmas Paradiseを自分の中に思い描くことが
できる曲だと思うの。
それだけで人は単純に幸せになれると思う。
だからぜひ…その気になっちゃったもん勝ちフラだから
たとえばひとりぼっちのクリスマスでさえ
ひと踊りしてみてほしい…きっと、世の中が変わって見えるから。
ほんとにね、
愛がいっぱいの人は愛に包まれた生活をするし
hatred（憎しみ）でいっぱいの人はその中で暮らすようになる。
これ方程式だから、愛と恐怖、どっちを選ぶか。
選んだもの勝ち人生だから
みなさん、得して（笑）
せっかく生まれてきたんだから
私が知ってる世の中すべての人に
生まれてきてよかった、得したって思ってほしい。
そのきっかけはなんでもいいけれど
とりあえずクリスマスってあんまりにも寒いから
なんかcelebrateしちゃおうか…って感じで（笑）
あまりにも天気が冷たい、ツライから
「とりあえずパーティしちゃおうか」とか「お祝いしちゃおうか」とか
「寒いけどコートを羽織ればおしゃれもできてみんなでパーティに集まって」
っていうキラキラな感じ。それってすごく歓迎すべきイベントだと思う。
…でももし、たったひとりでも
クリスマスソングを踊ったり、
ロウソクに火を灯したり、
誰かの誕生を…誰の誕生日でもないと思ったら
１年がんばった自分に「おめでとう！」って言ってあげる日だと思うしね。
クムの大切なHula Angelたちの心に
Christmas Paradiseがありますように
Mele Kalikimaka…!