第7回・薬剤師あゆみのエンジョイ!養生 ~夏土用が来る!~

アローハ!あゆみです。

2023年、折り返しましたね~!!

陽性だったエネルギーが夏至を境に陰性になりました。

陽性期間にやったこと、蒔いた種が陰性期間に形になっていく。

後半もコツコツやってゆきましょ!

まずは気血水の基本をサラリと。

『気』は『陽気』といって、温める力、動かす力があります。

『血水』は『陰液』といって、冷やす液体、潤す液体です。

森羅万象は『陽』と『陰』
2つで成り立つよ~でしたね。

血と水は体を程良く冷やし潤し、気はそれらを温め動かします。

冷えが過剰にあるときは、気が不足していると言え

熱が過剰にあるときは、血水が足りない、と言えます。

簡単な判断法はお小水の色です。

無色透明は冷えている、なんとなく黄色くらいがちょうどよく、黄色が強くなるほどに体に熱がある、といった感じです。

脱水症状の簡易的判断にも使えますね。

血水の補充はイメージしやすいですよね。口から入るもので補えます。

気の補充はどうするの?

気は2つから構成されていて、親から貰った『先天の気』、日々の活動の中で取り込む『後天の気』から成り立っています。

親から貰ったものは諦めてまして、有難くそのままに。

もう一つの『後天の気』を高めてゆくことが気の補充になり、養生の本質です。

まずは『天の気』です。
天の気は肺が呼吸により吸い込んだ大気、日光から取り入れます。

 

そして『地の気』。
地の気は飲食によって胃に納めたものから取り入れます。

体はやっぱりやっていることの結果なんですね~。

それでは本題『夏土用』のお話し!

夏土用は7/20~8/7まであります。

土用は次の季節の立つ前の切替・準備期間でした。

それを過ぎたら『立秋』、秋が来てしまいます。

早い。

質は『火』から『金』に移行します。

金の特性は、清涼、清潔、粛正です。

この『金』は金塊の金というより、金属の金ですね。

 

火の特性、炎上、発熱がシュッと鎮火するイメージ。

対応する臓器は『肺』です。

土用期間はどう過ごしましょうか?

『土』の質の『脾(胃)』を意識して飲食に着目して過ごすも良し、

『火』の質の『心』に着目して、心臓の働きに感謝して過ごすも良し(心臓はきれいな血液を全身へ送り、よごれた血液を回収して・・を24時間休むこと無くやってくれてます)、

 

『金』の質の『肺』に着目して、呼吸で気を取り込むイメージでしてみるも良し。

レッツ養生!!

ん?

エンジョイ!養生!!!

またね~♡