ハワイツアー5 フアカイ前編

Aloha~

今日も暑いですね!
残念ながら沖縄校のホイケが延期になってしまいました…

でも、もう、仕方ありません!だって自然には抗えませんから…

沖縄ツアーに行く予定だったみなさんも
「せっかくの休みだし、どこかへ行くことにする!」
と旅行の計画を立て直したり
前向きに動いていて頼もしいです(^^)さすがフラガール!

私も、沖縄にいるクムヌイ&クム、Hoalohalaniともちゃんに思いをはせつつ、
今のうちにガンガンと、過去のイベントのことをアップしておこうと思います!

そしてみなさんお待ちかねの
オーシャンピープルの写真を、今週中に載せることを誓います!

(仕事の関係とかで、顔を出したくない方、前もって教えてくださいね!)

ということで、1ヵ月以上のブランクが空いてしまったハワイツアーですが
ホイケの翌日に行われたフアカイ(研修バスツアーみたいなものです)
の様子を書いていこうと思います。

ホイケの翌日、バスにて、カイルア周辺でのフアカイがありました。

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ツアーバスの到着を待つ、チームカイルア。
バスがついたら乗り込んで移動します。

最初に来たのは、Kawa’ewa’e Heiau(カヴァエヴァエ ヘイアウ)

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みんなで歩いて向かいます。遠足みたいでしょ。

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ホオパア&通訳&カメラマン 万能Ka’imilani

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はじめに、こんなふうに木立に囲まれたところで、このヘイアウについての
説明を聞きました。

「写真を撮ってもいいけど、ここにいる人数より多く写るかもね♪」

とサラリと言われ、一瞬震えましたよ。

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でもとても気持ちのよい場所でした。

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この場所からぐんぐん山を登って移動します。

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たどりついたヘイアウで、Tiやハクの捧げものをします。

かなり木々でうっそうとした場所でしたが、かつてはそれほど木がなくて
海も山もよく見えたとのこと。

つまり敵が攻め込んで来てもすぐわかる

ヘイアウがそこに作られた理由には、宗教的意味合いのほかに
政治的条件も併せ持っていることが多いのです。

かつてはこの地に住む者たちは
ここで、チーフや、神様にお伺いをたてるのを常としていたそうです。

日本でいう神社みたいなものでしょうか…

このヘイアウはシビッククラブという団体によって保護されています。
所有者も、この場所を守ることを大切に考えており
ほかのことにこの土地を使おうとする動きもある中
守るための努力を続けているのだそうです。

そんなカヴァエヴァエを後にして…

次に訪れたのはPahukini(パフキニ)です。

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Kini というのは無数の…かぞえきれないほどの…という意味です。

Ha’aheo Pahukiniというナンバーをカヒコで習った方も多いでしょう。
この場所のことをうたっているんですよ♪

この場所はパフドラムを納めるためのヘイアウだったにも関わらず、
ちょっと前まではゴミ置き場になってしまってたんです
そして埋め立てられそうになるところを、
ハワイアンカルチャーを尊ぶ人たちによって
免れたのだそうです。

今はフェンスで囲まれて、守られています。

ホオパアとオーラパは自分のパフを持ってきています。

私たちダンサーもPuniuを持参し、みんなで”Pahu Kini”を捧げました。IMG_1444re.jpg

そのあと、みんなで歩いてみます。

ヘイアウには2つのタイプがあり
パフキニのように石で囲むタイプと、
石を積み上げて場を作るタイプのものがあるそうです。

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足を怪我しているにも関わらず精力的にフアカイをしてくださるクムヌイと
いつもそばでクムヌイを見守るパパ。

Pahukiniへの道のりをバスで来る途中、
実際に、冷蔵庫や洗濯機などがたくさん捨てられているゴミ置き場を見ました。
お手洗い休憩はその近くでバスから降りて行くことになっていたのですが、
臭いがすごかった!!
このヘイアウがゴミ置き場の一部になっていた…という
過去の片鱗を見た気がしました。

パフキニを囲むフェンスの中も、一時はゴミだらけだったのだそうです。
それを少しずつとりのけて、美しいヘイアウを取り戻したのです。

私たちがこうして、ヘイアウに入り、ハワイの叡智に触れることができるのも
ハワイ古来の文化を大切に思う人々の献身的な努力のおかげです。

ありがとうございます

日本から来た私たちにできることは何か…
考える機会をいただいた気がしました。

とりあえず、その場ですぐできることとしては
何も取らないし、何も置いていかない。
来る前も来た後も同じ状態にすること、でしょうか。

そんなフアカイツアー前編でした

つづく。